点検ブログ 問題屋根の点検
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点検ブログ 問題屋根の点検 写真はコロニアルNEO
私達の点検は施工後も有りますが、施工前の現場調査も点検としてお客様に依頼されて今現状の状態を点検する事は非常に多く、その中で塗装をお勧めしない屋根問題があります。
2006年よりアスベストの利用の制限、基本禁止に伴い、屋根材の製造過程自体が変更になり、アスベストに変わる素材(パルプなど)での製造で、従来の屋根の耐久性を持たない瓦が多く存在します。
代表的なパミール レサス、コロニアルNEOなどが挙げられますが、今回はパミールと言う屋根材。
見た目は一般的なカラーベストですが、この時代一軒使用されていると、その住宅が一帯が使用されていて、一軒のお客様の問題ではない事が多い。
先日検査に行ったお客様の家の周りでも同じ様にパミールが使われており、すでに塗り替えてしまっている家も多く、その場合はもちろん、せっかく塗装してもパミールの影響でウエハース上に屋根が分離して剥がれて来ている状態。
コレは施工業者が知らずに塗っているパターンと、とりあえず塗装して売上にしてしまっているパターンなど、お客様に両者ともメリットにならない。
外壁は綺麗でも屋根は塗装後に数ヶ月で屋根の下地毎剥がれてきて、塗装した事が勿体無い結果になるのと、ぼろぼろになっていくので美観も保つ事もできず、屋根下地の保護につながらない塗装工事となってしまうのです。
私達専門店は色んな外壁や屋根に種類が有り、それぞれ問題が有るか無いかをしっかりと把握して適正なアドバイスの元、適正工事をしないといけないのですが、それを知らないお客様は塗装で全てが解決したと思い込んでいて、数年で自身の家の屋根の異常に気付き、その施工業者と揉める原因となってしまうのです。
塗装と言っても本当に塗装するだけのものでは無いのでそれをお客様にもまずは成田塗装のホームページなどで勉強して頂き、知って貰いたいと思います。
無駄遣いは昔から好きな人は居ないと思いますが、この様な建材の問題などを知らないと、塗装後に100%剥離などの問題が起きますので、結果無駄なお金を使ってしまい、施工業者との揉めあいとして、無駄な時間まで費やす事になるのです。
代表的な塗装に不向きな問題の屋根
パミール ウエハース状に分離
レサス 極端な割れと剥離
コロニアルNeo 極端な割れ
エコシンプル 歩くだけでバリバリ割れる
セキスイ瓦U 極端な割れと剥離
グリシェイドNeo 極端な割れ